2017-05-29 05:00

海外への天然石買い付け⑥世界の宝石取引激戦区へ

こんにちは^^

IRODORI STONE
天然石とハンドメイドアクセサリー
のあんなです♪

宝石の鑑別について学んでいます^^
(前回の記事:海外への天然石買い付け⑤宝石の鑑別について学ぶ

*今回のルートはタイ10日間の後に、インド3週間の予定です。

 

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眠い…
朝6時なんて早すぎる…

いつもブログとかを書いてから寝るから、ベッドに行くのは2時くらいなんだけど、それで6時起きは辛いよおおおおおおおおおおおおお

辛いよおおおおおおおおお

起きたくぬぁいよおおおおおおおおおお

 

 

と、こんな気持ちながらも無表情で淡々と準備を済ませ、
エカマイ駅のすぐ横にあるバスステーションに向かう。

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この窓口でチケットを購入。
(片道180B/590円ほど)

*小さなバンで行くタイプは3時間くらいで到着して値段も200Bくらいでしたが、地元の方にはバンはスピードを出して危ないから安全に行くならバスがいいと言われました。FullSizeRender 23

今日は今からカンボジアとの国境に近いチャンダブリーという街へバスで4−5時間かけて向かいます。

ちなみに場所はここらへんです。
*赤い所がチャンダブリー
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この街は、世界的に宝石の取引の場所として有名で、世界中から多くのバイヤーが週末に来ては、高額な取引が行われる場所です。

世界の宝石市場を大きく動かす場所を私もこの目でみてみたい。

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4時間ほどでチャンダブリーのバスターミナルに到着しました。

 

ここからは私も場所は知らないのでどうなるかは運次第。

バイクタクシーのおじちゃんに
「ジェムマーケット!ジュエリーマーケット!」
と伝えると、

「30B(100円)」
と言われ、すぐに伝わりその場所に連れて行ってくれました。
*バイクタクシーで5分ほど

 

おじちゃんに降ろされて右も左もわからない私はふらふらそこら辺をあてもなく散策。

至る所にテーブルが置かれ、そこで宝石交渉の取引が行われていました。IMG_3455

買い付けを行うバイヤーはテーブルに座り、ブローカー、またはディーラーが来るのを待っています。
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サファイア、ルビー、スピネル、などを中心に、アメシストやガーネット、トルマリン、アクアマリン、ヒスイ、そして希少石までいろいろな宝石をみることができました。

スクリーンショット 2017-05-29 0.17.41
引用:https://www.gia.edu/JP/gia-news-research-Chanthaburi-gem-market

 

何も知らない私がふらふらと歩いていると、こっちおいで!座りな!と呼ばれ、お言葉に甘えてそのお店のテーブルに座りました。

中にはみた所、中国人のおじさんと、若い子たちが何人か、そして宝石を売る人たちが小さな部屋にいます。

 

すると、私を呼んだスリランカのお兄さんが
「何かみたいものある?」
と聞いてきました。

私は、宝石などは見るだけで買う予定もない。

そのことを伝えると
「買う予定がなくてもいても大丈夫だよ。この場所は中国人の若い子たちが研磨の勉強にきていて、僕は研磨を教えているんだ。週末になるとこうして取引も行われているから、僕は彼らにその取引を教えているの。」と。

確かに周りを見ると、若い中国人たちが、ピンセットで宝石をチェックしていたり、研磨してくる、と言って隣にある研磨室で研磨していたり。

お世話になったスリランカ人のナリム⬇︎
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ここで購入する予定はなかったんだけど、このあと
宝石質のレインボームーンストーンとアクアマリンなどを紹介してくれて、あまりの美しさにいくつか購入してしまいました。

そして1度購入が決まるとどこからか噂をかぎ付けたのか、私の周囲は沢山の売り子でいっぱいになり、目の前には買う予定の全く無い宝石たちで溢れてしまいました。IMG_3452

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宝石の中でも超希少石となるマダガスカル産のグランディディエライトがどっさり。
(しかもすごく大きい)

「いらない、いらない。」
と言う私、それをみて笑っているナリム。

もう助けてナリムー・・・
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たまたま入った場所だけど、こんな風にして少しだけ取引の空気を感じられてよかった。

ちなみに価格っていうのはあって無いようなものみたいで、はじめに言った価格が、3000B(9800円)ほどのものが、買い渋っていたら最終的には数百バーツほどになったり、比較的手に入りやすいはずの石を目が飛び出るほどの価格を言ってきたり。

ここでは、買い手がしっかりと相場を把握していないと、痛い目をみる、と言う事をまざまざと感じさせられました。

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また、今宝石の勉強をしている学校の先生によると、ここでは本物の宝石を売っている人がほとんどなのですが、その中に数人悪い人が混ざっていて、合成のものや悪質処理をしたものを売っている人がいるらしい。(ここでは現金その場でやりとりなので、悪質な物を購入してしまった事に気づいた時には後の祭り。悪いのは売っている人ではなく、それを見抜けない自分ということになる。)

バンコクで売られている宝石は、しっかりと目利きのできるバイヤーがこうしてここなどで買い付けを行い店頭に並べられているわけで、目利きができない人がこのような場所で購入するのには大きなリスクがつきまといます。

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売り手はみた感じタイ人も多かったですが、インド人やスリランカ人、中東の方もいました。
(普段買い付けには中東の人たちも沢山来るらしいのですが、この日はラマダンの始まりの日だったため、全体的に中東系の人が少ないとナリムが言っていました)

そんな楽しかったお店を後にして、街をもう少しだけ散策しました。

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お店の前に欲しい宝石の名前を紙に買いて、買い手は中で待機しているなんて場面もあちこちで見ることができます。FullSizeRender 26

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そして、ちょっとした雑貨を買おうとした時に、ふと、現金があまり無いことに気づく。

あ、ATM行かなきゃ。

 

いろいろな人にATMの場所を聞きながら進むけど、歩けど歩けどまだまだ無い…。

もう暑くてバテバテになりながら、橋を渡った。
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…ってATMの場所聞きたいんだけど人がいない。

橋を渡ると人で溢れかえっていた賑やかな街が一転して、そこは人もまだらな小さな田舎街そのもので、まるで違う街にきたかのよう。

 

汗だくになりながら渡った橋を引き返して、ふと目に止まったお店に入ると小さくて可愛らしい女の人が座っていた。

 

すみません…ATMを探してるんだけど…

「ATM?うーんここからだと500m…いや、もうちょっとしたところにあるよ^^」

 

話をすると、可愛らしいというよりも、さばさばしてて元気そうな女の子だ。

そして小さな店内を見渡すと、そこにあったのは翡翠、翡翠、翡翠の山。

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ここは…翡翠のお店なの?

「うん!私このお店自体は最近始めたばっかりなんだけど、翡翠が好きで何ヶ月か1回ミャンマーに翡翠を買いに行ってるんだ♪あ!そうだ!私の彼氏がバイク持ってるからちょっと電話してみるね!」

と言って、彼女は彼氏に電話をしてくれて、その数分後に彼氏が登場です。

 

あれよあれよと言う間に、彼氏という方が私をバイクに乗せてATMまで連れて行ってくれました。

実は今回の買い付けで翡翠が欲しかったんだけど、バンコク街中ではもう全然手が出ないような超高品質の翡翠しか見当たらず、半ば諦めかけていたところに思いもよらない出会い。

私はさっきATMで下ろしたお金を握りしめ、運命的に出会えた翡翠をひらすら選んだ。

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価格もとても良心的だったのに、そこからさらに値引きをしてくれた。

どうしてそんなによくしてくれるの?
と聞くと

「私、あなたみたいな話しやすい人がきてくれて嬉しいの。だってね、ここらへんで来るお客さんって、みんな怖い顔しながら入ってきて『これいくら?』『高い!』『安くしろ!』とかいきなり言って買わずに帰って行ったり、値切るだけ値切って買って、黙って帰っていったり…。例えば、私これミャンマーでOO円で買ってるんだけど、その買った値段まで安くするなんてできないのに、とにかく安くしようとする人がいっぱいいる。このお店を初めてからずっとそんな感じだったから、こうして笑顔で話をしながらやり取りできるのが嬉しくって!」
と言ってくれた。

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私もひょんな事から元気いっぱいのあなたから翡翠を買えて嬉しい。

ありがとう。

 

 

以前、宝石を扱う人からみたら天然石は宝石からみた鉱物的観点からいうと『クズ石』だと言われたことがあった。

確かに、天然石というのは宝石になれなかった石たちが集まったものでもあり、その人たちからみたら、それらはクズ石以外の何者でもないのかもしれない。

 

でも、天然石には天然石にしかない良さがあり、美しさがあり、こうした物語がある。

そして私はそれに魅了され、ここまでやってきた。

 

 

帰り道、きらめく宝石質のルビーの取引を横目にみながら、私は胸にしている天然石のルビーのペンダントを握りしめた。

 

 

つづく

 

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海外への天然石買い付け⑥世界の宝石取引激戦区へ」への5件のフィードバック

  1. Ruu_yarn

    橋の向こうの女性。
    良い方で良い出会いで良かった‼️
    紫色の翡翠はラベンダー翡翠⁉️
    きっとあんなさんのお人柄だから出逢えた方だったのでしょうね。
    なんだか天然石のような運命を感じてしまった。
    お元気そうで安心。
    ジュエリーマーケットではあんな量の売り手さんに囲まれるモノなんですか⁉️
    またブログ楽しみにしています。

    返信
    1. anna 投稿作成者

      ATMを探せず途方にくれていたので、良い方カップルに出会えて嬉しいです…♡
      旅はどんな事があるかわからないから楽しいですね^^
      紫のはラベンダー翡翠という事でしたが、人気ですぐに売れてしまったらしく私が行った時には数ピースしかなかったです> < ジュエリーマーケットでは1回購入するとわらわら売り子さんが集まって、あっという間に人だかりです…!

      返信
  2. naonaosea

    翡翠のお店の彼女&彼氏との写真、いいですね!二人の人柄伝わってくる気がします。嬉しい出会いですね!そして紫色の翡翠もすごく綺麗~♪♪

    返信
    1. anna 投稿作成者

      二人ともとっても優しくていいカップルでした*
      いい出会いがあって私もとても嬉しいです♪
      紫色の翡翠、あまり数がなかったです…泣

      返信
  3. ひろみ

    あんなさーん、先日のアースガーデンお疲れさまでした!
    これすーごくすてきな出会いですね〜!私からしたら、お店屋さんの方がけっこうガツガツしてる強気なイメージがあったので、こういう人もいるんだな〜ってちょっと嬉しくなりました!

    返信

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